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【鴻巣の歯医者】目立たない入れ歯はありますか?保険診療と自由診療の入れ歯の違い

【鴻巣の歯医者】目立たない入れ歯はありますか?保険診療と自由診療の入れ歯の違い

皆さんこんにちは。
はまだ歯科クリニック】です。

 

歯を失った方にとって、入れ歯は毎日の生活には欠かせないものですよね。
2022年に行われた厚生労働省の調査によると、70歳以上の7割以上の方、80歳以上の9割前後の方が部分入れ歯・総入れ歯・インプラントなどの義歯を使用しています。


(参照:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」p16 より算出)>

 

シニア世代の多くの方が使用している入れ歯ですが、「使用している入れ歯の見た目が気になる」といったお悩みはありませんか?
保険診療の入れ歯を選択された場合、金属のバネがお口の中で目立ってしまうことがあります。
そんな方には、当院が自由診療で製作している「目立ちにくい入れ歯」がおすすめです。

 

今回は、保険診療の入れ歯と自由診療の入れ歯の違いをわかりやすく解説し、目立ちにくい入れ歯をご紹介します。
目立たない入れ歯をご希望の方は、当記事を入れ歯選びの参考にしてください。

 



院長

経歴
日本歯科大学 生命歯学部 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 埼玉県内、都内歯科医院 勤務 はまだ歯科クリニック 開院
医院名:はまだ歯科クリニック
所在地: 〒365-0043
埼玉県鴻巣市原馬室114−1



 

目立ちにくい入れ歯「ノンクラスプデンチャー」


「クラスプ」とは、日本語で「留め具」を意味します。
つまり「ノンクラスプデンチャー」とは、隣の歯に固定するための留め具がない部分入れ歯のことです。

 

保険診療で製作する部分入れ歯の場合、金属の留め具を隣の歯にかけて入れ歯を固定します。
この留め具が会話や食事の際にお口の中で目立ってしまい、入れ歯に抵抗感を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

 

一方、ノンクラスプデンチャーは留め具ではなく、入れ歯の「床(しょう)」という部分を歯ぐきに密着させることで入れ歯を固定します。
ノンクラスプデンチャーの床には、歯ぐきと調和する色合いの素材を使用するため、装着しても目立ちにくいのが特徴です。

 

「入れ歯が気になってコミュニケーションが取りづらい」
「笑ったときに目立つ入れ歯が気になる」
このようなお悩みをお持ちの方は、ノンクラスプデンチャーがおすすめです。
ただし、ノンクラスプデンチャーの製作は、自由診療ですのでご注意ください。

 


当院の入れ歯>

 

 

保険診療の入れ歯の特徴


ノンクラスプデンチャーは自由診療の入れ歯ですが、それ以外に入れ歯の選択肢はあるのでしょうか?
ご自分に合った入れ歯を選ぶためにも、保険診療の入れ歯の特徴も見てみましょう。

 

保険診療の入れ歯とは?

保険診療の入れ歯は、治療費の1~3割の自己負担で製作することができます。
おもにレジンと呼ばれる歯科用のプラスチックが使用されており、部分入れ歯の場合は固定用に金属製の留め具が必要です。

 

ただし、使用できる素材に制限があるため、自由診療の入れ歯よりも耐久性や見た目の面では劣るといえるでしょう。

 

保険診療の入れ歯~メリット・デメリット~

保険診療の入れ歯のメリット、デメリットは次の通りです。

 

メリット

    ・費用が抑えられる
    ・完成までの日数が比較的短い
    ・修理や調整がしやすい
    ・ほとんどの歯科医院で対応可能

 

デメリット

    ・使用できる素材に制限がある
    ・金属の留め具が目立つことがある
    ・厚みがあり、装着時に違和感を覚えやすい
    ・自由診療のものにくらべて耐久性が低い

 

 

自由診療の入れ歯の特徴

保険診療の入れ歯は費用を抑えられる一方、どうしても見た目や使い心地に悩まれる方もいらっしゃるでしょう。
より快適に使用できる入れ歯をご希望の方には、自由診療の入れ歯という選択肢もあります。

 

自由診療の入れ歯とは?


自由診療の入れ歯は、使用できる素材や設計の自由度が高く、見た目や装着時の違和感を軽減できる可能性があります。
また、自由診療で使用されるレジンよりも耐久性に優れた素材を使用できるため、より長く食事や会話を快適に楽しむことができるのです。

 

自由診療の入れ歯にはさまざまな種類があり、患者さんのご希望に合わせて選ぶことができます。
ここからは、当院で提供している自由診療の入れ歯について、それぞれの特徴をご紹介します。

 

1.ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーは、金属の留め具を使用しない部分入れ歯です。
そのため、お口の中で目立ちにくく、入れ歯を装着していることが周りから気づかれにくいでしょう。
義歯の土台部分の素材には、弾力性のある特殊な樹脂が使われており、歯ぐきになじみやすく装着時の違和感が軽減されます。

 

2.キャスト総義歯
キャスト総義歯は総入れ歯の一種で、金属製の床を使用することによって強度を確保しながら、従来の入れ歯よりも薄くできるのが特徴です。
従来の総入れ歯よりも薄く仕上げることで、装着時の違和感を軽減しています。

 

また、金属はプラスチックよりも熱を通しやすい性質があるため、食べものの温度を感じやすくなり、食事がより美味しく感じるでしょう。

 

「ノンクラスプデンチャー」のメリット


ノンクラスプデンチャーのおもなメリットは、次の3点です。

 

【メリット1】目立ちにくい
ノンクラスプデンチャーの大きな特徴は、金属の留め具を使用しない点です。
従来の部分入れ歯は、固定用の留め具がお口の中で目立ってしまいますが、ノンクラスプデンチャーであれば自然な見た目をめざせます。

 

【メリット2】金属アレルギーの心配がない
従来の入れ歯は留め具部分に金属を使用するため、金属アレルギーのリスクがあります。
一方、ノンクラスプデンチャーは金属フリーの素材で製作するため、金属アレルギーの心配がありません。

 

【メリット3】フィット感が高い
ノンクラスプデンチャーは床に特殊な樹脂を使用して、入れ歯を歯ぐきに密着させます。
これにより入れ歯が歯ぐきにしっかりとフィットし、快適に使用できるのです。
患者さんの歯ぐきにピッタリ装着できるように高い精度で製作するため、装着時の痛みが少ないことも特徴の一つです。

 

「ノンクラスプデンチャー」の注意点


メリットの多いノンクラスプデンチャーですが、いくつか注意点もあります。

    ・自由診療のため、費用が全額自己負担である
    ・強い衝撃により割れることがある
    ・修理が難しい場合がある


ノンクラスプデンチャーは弾力性の高い素材を使用しているため、通常の使用であれば耐久性に問題はありません。
ただし、高いところから落とすなど、強い衝撃がかかると割れたり破損したりする可能性があります。
修理が困難な場合は、新しい入れ歯を製作するケースもあるため、取り扱いには十分注意してください。

 

 

保険診療と自由診療の入れ歯~製作費用は?~


入れ歯製作にかかる費用をお伝えします。

 

保険診療の入れ歯の費用

保険診療の入れ歯は保険が適用されるため、治療費の自己負担を抑えることができます。
治療費の1~3割が自己負担です。
部分入れ歯か総入れ歯かによっても異なります。

 

また、保険診療の入れ歯は修理や調整がしやすく、破損した場合でもそれほど費用はかからないでしょう。
ただし、耐久性は高くないため、自由診療の入れ歯よりも短期間で新しい入れ歯を製作する必要があります。

 

自由診療の入れ歯の費用

自由診療の入れ歯は、使用する素材の自由度が高く、見た目や機能面に優れたものを選べます。
ただし、保険が適用されません。
当院の入れ歯の料金については、こちらのページをご確認ください。

 


当院の入れ歯>

 

自由診療の入れ歯の費用負担が大きいことは事実ですが、耐久性が高く長期間使用できる点も考慮する必要があります。
長く快適に使用できる入れ歯をお探しの方は、保険診療の入れ歯だけでなく、自由診療の入れ歯もご検討ください。

 

 

目立ちにくい入れ歯は「はまだ歯科クリニック」にご相談ください


入れ歯には、保険診療のものから自由診療のものまで、さまざまな選択肢があります。
「どの入れ歯を選べばいいのかわからない」という方は、お気軽に【はまだ歯科クリニック】までご相談ください。

 

当院では、患者さんのご要望を丁寧におうかがいし、お一人お一人に合った入れ歯を提案いたします。
説明用タブレット」を用いたわかりやすい説明を心がけていますので、気になることがあれば遠慮なくご質問ください。
自由診療の入れ歯の費用に関してもわかりやすく説明いたします。
また、他院で製作された入れ歯の調整も行っていますので、ズレる入れ歯にお悩みの方もぜひご来院ください。

 

鴻巣市にある当院は、ピアシティ原馬室の駐車場(211台完備)がご利用いただけるため、お車で通院しやすい歯医者です。
院内はバリアフリー設計ですので、車いすをご利用の方もそのままお入りいただけます。
入れ歯のお悩みは、【はまだ歯科クリニック】におまかせください。
質の高い入れ歯製作を通して、患者さんの生活、お口の健康をサポートいたします。

 


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