歯ぎしり・食いしばり｜鴻巣市で歯科をお探しの方は【はまだ歯科クリニック】まで

就寝中などに行われることが多い、一般的な歯ぎしりです。
上下の歯を強く噛んだ状態で、横に滑らせこすり合わせるため、「ギシギシ」「ギリギリ」といった音がすることが多く、周りの人から指摘されやすいのが特徴です。
歯の表面をすり減らすだけでなく、横に揺さぶることで歯を支える骨にも大きなダメージを与えます。

上下の歯を強い力で噛みしめるタイプで、「食いしばり」や「噛みしめ」と表現されます。
就寝中だけでなく、日中もよく起こるのが特徴です。
音が出ないため、周りの方や本人も気がついていないケースがよく見られます。
クレンチングが習慣になっている方は、頬の筋肉が膨らんだり、骨が膨らんでコブのようになる「骨隆起」ができたりします。
また、歯が割れやすいのも、このタイプの歯ぎしりです。

上下の歯をかみ合わせるタイプの歯ぎしりです。
ほか の歯ぎしりとくらべて、数が少なく、歯や顎へのダメージもそこまで大きくはありません。
就寝中、日中に関係なく起こり、カチカチと音が鳴るため、ご自身でも自覚しやすいのが特徴です。

歯ぎしりや食いしばりの強い力から、歯や歯周組織、顎を守るために、オーダーメイドのマウスピース「ナイトガード」を装着します。
就寝中の歯ぎしり対策としてだけでなく、日中もお使いいただくことが可能です。
顎関節にかかる負担を軽減することもでき、顎関節症の治療用としてもお使いいただけます。
お口に合わせて製作するため、しっかりとフィットして、市販のものよりも高い効果が期待できます。
保険の範囲内で製作することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

ボトックス治療とは、ボツリヌス菌から抽出されるタンパク質の一種を筋肉に注射することで、一時的に緊張をほぐす治療法です。

歯ぎしりや食いしばり、顎関節症などの症状を抱えている方は、食べものを噛むときに使用する「咬筋」が過度に発達している傾向があります。
ボトックス注射によって、緊張している筋肉の緊張をほぐすことで、症状緩和につながります。

また、ボトックスには、脳が筋肉に運動するように命令する「神経伝達物質（アセチルコリン）」の伝達を弱める働きもあり、筋肉をリラックスさせて就寝中の歯ぎしりを抑える効果も期待できます。