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【鴻巣の歯科医院】初期のむし歯は痛くない?進行段階ごとの症状と治療方法を解説

【鴻巣の歯科医院】初期のむし歯は痛くない?進行段階ごとの症状と治療方法を解説

むし歯というと、「歯が痛くなってから気づくもの」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、初期のむし歯は痛みなどの自覚症状が出にくく、自分では気づかないまま進行することがあります。
そのため、むし歯を早期に発見し、必要に応じて治療を受けることが大切です。

 

そこで今回は、「むし歯の進行段階ごとの特徴と治療方法」や「早期発見・早期治療のメリットや定期検診の役割」について解説します。

 

院長

経歴
日本歯科大学 生命歯学部 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 埼玉県内、都内歯科医院 勤務 はまだ歯科クリニック 開院
医院名:はまだ歯科クリニック
所在地: 〒365-0043
埼玉県鴻巣市原馬室114−1

 

初期のむし歯は痛みが出にくい


初期のむし歯は、痛みなどの自覚症状が出にくいという特徴があります。
ここでは、「初期のむし歯で痛みが出にくい理由」と「定期検診が早期発見につながる理由」を見てみましょう。

 

初期のむし歯は見逃しやすい


お口の中では、むし歯の原因となる細菌が糖類を分解して酸をつくり、その酸によって歯の表面からカルシウムなどのミネラルが溶け出す脱灰(だっかい)が起こります。
一方、唾液などの働きによって、溶け出したミネラルが再び歯に取り込まれる現象を再石灰化(さいせっかいか)といいます。
この脱灰と再石灰化のバランスが崩れ、脱灰が優勢な状態が続くとむし歯になることがあるのです。

 

むし歯と聞くと、歯が黒くなった状態が頭に浮かぶ方もいらっしゃるでしょう。
しかし、初期のむし歯では歯の表面が白く濁ることもあり、見た目だけでは気づきにくい場合があります。
特に、奥歯の溝や歯と歯の間などは見えにくく、鏡でお口の中を確認しても変化に気づきにくい部分です。

 

痛みなどが出たときはむし歯が進行している場合がある

むし歯が歯の表面を覆うエナメル質にとどまっている段階では、痛みなどの自覚症状はほぼありません。
一方、むし歯がエナメル質の内側にある象牙質まで進むと、冷たいものや甘いものがしみるといった症状が現れることがあります。

 

さらに、むし歯が歯の神経まで進行すると、「何もしていないときに痛む」「夜間にズキズキする」など、強い痛みが生じることがあります。
しかし、むし歯がさらに進行して神経の働きが失われると、一時的に痛みが弱まるケースもあるため注意が必要です。

 

むし歯の早期発見には定期検診が大切

むし歯を早い段階で見つけるためには、痛みが出る前から定期的に歯科検診を受けることがポイントです。
厚生労働省の調査によると、治療が必要な永久歯のむし歯がある人の割合は、28%程度とされています。


(参照:厚生労働省|健康日本21アクション支援システム~健康づくりサポートネット~「ライフステージ別にみたむし歯の特徴」)>

 

むし歯は、痛みなどの自覚症状がないまま進行することがあるのも特徴の一つです。
「痛くなったら歯科医院へ行く」のではなく、症状がない時期にも定期的にチェックを受けることがむし歯の早期発見につながります。

 

 

むし歯の進行段階ごとの症状と治療方法

むし歯は、進行段階によって症状や治療方法が異なります。
ここでは、むし歯の進行段階別に症状の特徴と治療法を解説します。

 

CO|初期むし歯


CO(シー・オー)は、歯の表面にまだ明らかな穴が開いていない初期のむし歯です。

 

●症状の特徴
この段階では、歯の表面からカルシウムなどのミネラルが溶け出し、白く濁って見えることがあります。
痛みなどの自覚症状が出にくいため、自分では気づかないことも少なくありません。

 

●治療方法
基本的に歯を削る治療は行わず、次に挙げたような方法によって、初期むし歯の進行を抑え、歯の再石灰化を助けます。

・歯磨き方法の見直し
・デンタルフロスや歯間ブラシによる歯間清掃
・フッ化物(フッ素)の活用

 

C1|エナメル質までのむし歯


C1は、むし歯が歯の表面を覆うエナメル質まで進行した段階です。

 

●症状の特徴
この段階では、歯の表面に小さな穴が開いたり、黒っぽく見えたりする場合があります。
ただし、むし歯はエナメル質までにとどまっているため、痛みが生じることはまれです。

 

●治療方法
むし歯になった部分を必要な範囲で削り取り、削った部分を修復物で埋める治療が検討されます。
早期に発見できるほど、歯を削る量を抑えることにつながります。

 

C2|象牙質まで進行したむし歯


C2は、むし歯がエナメル質の内側にある象牙質まで進行した段階です。

 

●症状の特徴
この段階までむし歯が進むと、次のような症状を自覚することがあります。

・冷たいものがしみる
・甘いものを食べるとしみる

ただし、症状の現れ方には個人差があり、象牙質までむし歯が進んでいても痛みが出ないケースもあるでしょう。

 

●治療方法
むし歯になった部分を取り除き、削った範囲に応じて歯の形を修復する治療が必要です。
歯を削る範囲が広い場合には、銀歯などの詰め物や被せ物による治療が検討されることもあります。

 

C3|神経まで達したむし歯


C3は、むし歯が歯の内部にある神経まで進行した段階です。

 

●症状の特徴
神経に炎症が生じることで、C2よりも強い痛みを伴うことがあります。
おもな症状は、次の通りです。

・何もしていなくても歯が痛む
・ズキズキとした痛みが続く
・冷たいものや温かいものがしみる
・口臭が強くなる

 

●治療方法
むし歯が神経まで達している場合は、「根管治療」が必要になることがあります。

 

根管治療では、むし歯菌に感染した歯の神経などを取り除き、根管内を清掃・消毒します。
根管治療は、複数回の通院が必要になることもある治療です。
治療回数や期間は歯の状態によって異なりますが、歯の表面を削って修復するむし歯治療とくらべると、治療期間が長くなる傾向があります。

 

C4|歯の根だけが残ったむし歯


C4は、むし歯が大きく進行し、歯ぐきより上にある歯の大部分が失われ、歯の根だけが残ったような段階です。

 

●症状の特徴
ここまでむし歯が進行すると、歯の神経が壊死して機能しなくなることで、痛みが一時的に弱まることがあります。
また、歯の根の先に炎症が広がると、歯の根元に膿が溜まったり、歯ぐきが腫れ上がったりすることもあるでしょう。

 

痛みが弱くなってもむし歯が治ったわけではないため、早めに歯科医院で状態を確認することが大切です。

 

●治療方法
まずは、残っている歯を根管治療によって残せるかどうかを検討することがあります。
ただし、ここまでむし歯が進行してしまった状態では、抜歯が必要になることが多いでしょう。

 

抜歯した場合は、失った歯を補うために、入れ歯やインプラントなどの治療を検討します。

 

 

むし歯を早期発見・早期治療する4つのメリット


ここでは、むし歯の早期発見・早期治療のおもなメリットを4つご紹介します。

 

【メリット1】歯を削る量を抑えやすい

むし歯は、進行するほど治療で削り取る歯質の範囲が広がる傾向があります。

 

COやC1など比較的初期のむし歯であれば、状態に応じて歯を削らずに進行を抑えたり、歯の表面を少しだけ削って治療したりするケースが多いでしょう。
一方、むし歯が象牙質の深い部分や神経まで進むと、歯を大きく削る治療や根管治療が必要になることがあります。

 

歯を削る範囲が広がるほど、残せる天然歯の量も少なくなるのです。
一度削った歯は、もとには戻りません。
そのため、定期検診でむし歯を早期に発見し、必要な治療を受けることが、歯を削る量を抑える上で大切です。

 

【メリット2】治療回数や治療の負担を軽減しやすい

初期のむし歯であれば、治療回数が少ない傾向があり、治療による負担も抑えやすくなります。

 

一方、歯を削って被せ物を製作する治療では、複数回の通院が必要になることがあります。
中でも、根管治療は歯根内を清掃・消毒する処置をくり返すため、通院回数が多くなりがちです。

 

必要な治療回数は、むし歯の状態や選択する治療方法によって異なりますが、治療による負担を抑えるためにも、むし歯を早期に発見して治療につなげることが大切です。

 

【メリット3】歯の神経を残せる可能性が高まる

むし歯が歯の神経まで達した場合は、状態によって根管治療を行い、感染した神経を取り除く処置が必要になることがあります。
根管治療によって歯を残せる可能性はありますが、神経を取り除いた歯は、神経が残っている歯とくらべて将来的に歯を失うリスクが高くなる傾向があります。

 

将来的に自分の歯を多く残すためにも、むし歯が神経まで達する前に発見し、早めに治療を受けることが大切です。

 

【メリット4】ほかの歯の健康維持にもつながる

むし歯のある歯を治療せずにいると、隣り合う歯も同じようにむし歯のリスクが高まることがあります。
そのため、むし歯が見つかったときは、その歯だけでなく、お口全体の状態を確認することが大切です。

 

当院では、むし歯が見つかった歯だけでなく、お口全体の状態を確認します。
必要に応じてクリーニングなどの予防処置も行うため、ほかの歯のむし歯予防やお口全体の健康維持にもつながります。

 

 

定期的な歯科検診でむし歯の予防・早期発見につなげましょう


初期のむし歯は痛みが出にくいため、定期的な歯科検診で小さな変化を確認することが大切です。
当院では、説明用タブレットを用いてお口の状態や治療内容をわかりやすくお伝えしています。
麻酔を行う際には、治療内容に応じて表面麻酔や電動麻酔器を活用するなど、痛みに配慮した治療に取り組んでいます。

 

当院ではWEB予約に対応しており、定期検診の予約もWEBからお申し込みいただけます。
また、院内にはキッズスペースを設け、診療室にはベビーカーの持ち込みも可能です。
お車でお越しの場合は、211台分の駐車場をご利用いただけます。
むし歯が気になる方は、症状の有無にかかわらずお気軽にご相談ください。

 


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