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「インプラント周囲炎」に要注意!予防していつまでも噛める喜びを

皆さんこんにちは。

はまだ歯科クリニックです。

 

インプラントは、見た目と機能性に優れた治療法ですが、ケアをおこたると歯周病に似た症状を伴う「インプラント周囲炎」になってしまいます。
しかし、インプラント周囲炎は、きちんとしたケアを続けていれば十分に予防できる病気です。

 

今回は、「インプラント周囲炎と予防法」についてお話します。

 

「インプラント周囲炎」とは

インプラント周囲炎とは、インプラントと歯ぐきのすき間に溜まった歯垢によって、歯ぐきが炎症をおこす疾患です。
歯周病と同じく、進行するとインプラントを支える周りの骨を溶かしてしまい、インプラントが抜け落ちてしまうことがあります。

 

インプラントの土台は人工物なので、天然歯のような歯周組織「歯根膜」がありません。
歯根膜は、血液や栄養を歯ぐきや顎の骨に送るはたらきがあるので、それがないインプラントは天然歯とくらべると免疫機能が弱く、細菌に感染しやすいという特徴があります。

 

なぜ予防が必要なの?

インプラントの寿命を延ばすために、インプラント周囲炎の予防が不可欠です。
インプラント周囲炎を予防して、いつまでも「噛める喜び」を継続させましょう。

 

インプラント周囲炎の予防法

インプラントをすこやかに使い続けるためには、「インプラント周囲炎」にかからないように注意することが大切です。
インプラント周囲炎を予防する3つの方法をご紹介します。

 

1.セルフケアの徹底

毎日の歯磨きで、インプラント周囲炎の原因になる歯垢をしっかりと落とし、お口を清潔に保つことが大切です。

 

当院では、お一人お一人のお口に合ったブラッシング指導を行っています。
患者様に合う適切なブラッシング法をご提案し、デンタルフロスや歯間ブラシなどのケア用品を効果的に使えるようにサポートします。

 

2.定期的なプロのメンテナンス

状態がよいからといってメンテナンスに通わずにいると、歯ブラシでは落としきれない歯石や細菌の膜が蓄積します。
歯医者でのクリーニングは、専用の機械を使って頑固な汚れを落とします。

 

他にも、歯ぐきの炎症や膿の有無、顎の骨の状態、かみ合わせの状態などを確認し、異常があればトラブルに発展する前に適切な処置をすることが可能です。

 

3.リスクになる原因の軽減

歯ぎしりや喫煙などの習慣や、糖尿病などの全身疾患は、インプラント周囲炎を加速させるリスクになる場合があります。

 

喫煙は、血液の流れや骨の新陳代謝が悪くなるため、インプラントと骨の結合を阻害したり、インプラント周囲炎のリスクを高めたりします。
インプラント治療をしたら、生活習慣も見直すことが大切です。

 

歯磨きと定期検診でインプラント周囲炎を予防

鴻巣市の歯医者「はまだ歯科クリニック」では、プロによる専門性の高いクリーニングはもちろん、患者様がご自宅でも質の高いブラッシングができるようにサポートします。

インプラント周囲炎は、早期発見・早期治療によって重症化を防ぐことができるので、丁寧な歯磨きなどのセルフケアを続けながら定期的に歯科でメンテナンスを受けることが大切です。

 

当院は、北本駅から車で8分、鴻巣駅から徒歩20分のところにあります。お気軽にご相談ください。

 

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