コラム|鴻巣市で歯科で歯科をお探しの方は【はまだ歯科クリニック】まで

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歯周病は歯を失う原因第一位!歯周病になりやすい人の特徴とは?

皆さんこんにちは。
はまだ歯科クリニック】です。

 

人生100年時代といわれる現代において、いつまでも自分の歯で食べることの重要性はますます高まっています。
しかし、何らかの原因で歯を失ってしまうことは誰にでもあり、その中で一番多い原因が「歯周病」です。
なんと、歯を失う原因の4割近くを歯周病が占めています。

 


(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット-歯の喪失の原因 より)>

 

誰でもかかる可能性がある歯周病ですが、やはり「なりやすい人」と「なりにくい人」には特徴があるものです。
そこで今回は、歯周病のリスクが高い人の特徴を解説します。

 

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歯周病ってどんな病気?


歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨(歯槽骨)に炎症が生じる病気です。
歯周病のおもな原因は歯垢(プラーク)に含まれる細菌で、歯垢1mg中には1億個以上の細菌がひそんでいます。

 


(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病とは」より)>

 

また、初期の歯周病には、自覚症状がほとんどないという特徴があります。
そのため、気づいた時には症状が進行していることも少なくないのです。
歯周病が悪化すると歯を支える骨が溶けてしまい、歯を失う可能性もあります。

 

一度歯周組織がダメージを受けると、自然に治ることはありません
歯周病を悪化させないためには、できる限り早めに治療を受けることが重要です。

 

 

歯周病になりやすい人~8つの特徴~

歯周病になりやすい人には特徴があります。
次の項目に当てはまる人は、特に歯周病のリスクが高いため、早めに歯医者を受診しましょう。

 

1.歯磨きが不十分な方


歯周病予防の基本は、毎日の歯磨きによる歯垢(プラーク)除去です。
歯磨きが不十分な方は、お口の中に歯垢や歯石が蓄積し、歯周病の原因となります。

 

歯ブラシで丁寧に磨くことは大切ですが、歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢を6割程度しか落とせません。
そのため、歯と歯の汚れには「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を活用しましょう。
これらの清掃用具を活用することで、歯と歯の間の歯垢除去率を8割程度まで上げることができるのです。


(参照:新潟市公式ホームページ「正しい歯みがきや歯間清掃の習慣を身につけよう」より)>

 

とはいえ、「デンタルフロスを使ったことがない」という方もいらっしゃるでしょう。
当院では、清掃用具の選び方や使い方をアドバイスしていますので、お気軽にご相談ください。

 

2.歯科検診を受けていない方

歯周病は初期の自覚症状がほとんどない厄介な病気です。
そのため、定期的な歯科検診でプロのチェックを受けることが、予防・早期治療の観点から非常に重要といえます。

 

また、歯科検診ではお口のチェックやクリーニングのほかに、歯磨き指導も行っています。
ご自分に合った歯磨きブラッシング方法を身につけることで、セルフケアの効果を高めることもできるのです。

 

「最近、歯医者に行っていない」という方は、ぜひ当院の歯科検診にお越しください。


当院の予防・クリーニング>

 

3.歯並びが悪い方


歯並びが悪いと必ず歯周病になるというわけではありませんが、歯ブラシの毛先が当たりにくい箇所には歯垢がたまってしまいます。
一方、歯並びが整っている方は歯磨きがしやすく、歯垢を効率的に取り除けるのです。

 

デコボコの歯並びで何度も歯周病を繰り返すという方は、「矯正治療」を受けることも選択肢の一つかもしれません。

 

4.たばこを吸う方

たばこを吸う人は、吸わない人にくらべて歯周病のリスクが3倍以上高いという報告があります。
たばこに含まれる有害成分が歯ぐきの血流を悪化させ、治癒力を低下させるため、歯周病の進行が早まるのです。


(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病とは」より)>

 

たばこは、歯周病以外にもさまざまな病気のリスクを高めるため「百害あって一利なし」です。
健康への一歩を踏み出すために、禁煙することをおすすめします。

 

5.口呼吸の方

口呼吸は、お口の中の乾燥を引き起こし、それが歯周病のリスクを高める要因となります。お口の中が乾燥すると、歯周病の原因となる細菌が増殖しやすくなるのです。

 

6.歯ぎしりの癖がある方

歯ぎしりや食いしばりなどの癖は、歯や歯ぐきに過剰な圧力をかけ、歯周病を悪化させることにつながります。
これらの癖は無意識にしている方が多く、特に寝ている間などに出やすい傾向にあります。歯や歯ぐきを保護するために、歯科医院で製作するマウスピースを活用するとよいでしょう。


当院の各種マウスピース製作>

 

7.糖尿病の方


歯周病は、糖尿病の合併症の一つといわれており、互いに悪影響をおよぼしあっています
歯周病菌が作る炎症物質は、「インスリン」という血糖値を下げるホルモンの働きを阻害するため、糖尿病の症状を悪化させるのです。
逆に、歯周病の治療をすることで、糖尿病のコントロールが安定するということもわかっています。

 

8.妊娠中の方

妊娠中は女性ホルモンの一種である「エストロゲン」の分泌量が増加することで、歯周病にかかりやすくなることが知られています。
また、妊娠中はつわりで歯磨きが思うようにできない方もいらっしゃるでしょう。
お口のケアが不十分になることで、さらに歯周病のリスクが高まってしまうのです。

 

妊娠中に歯周病にかかると、低出生体重児や早産のリスクが高くなると指摘されています。
赤ちゃんへの健康にも影響するため、安定期に入ってから歯科検診にお越しください。

 

 

歯周病が進行すると起こる影響

歯周病が進行するとお口の中の問題にとどまらず、全身にもさまざまな影響が現れます。

 

歯が抜ける可能性


進行した歯周病は、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かします。
歯槽骨が減少すると、歯がグラグラとするようになり、最終的には歯が抜け落ちてしまうのです。
抜けた歯は二度と元には戻らないため、歯周病は早期発見・早期治療を心がけましょう。

 

全身疾患への影響

歯周病は、さまざまな全身疾患との関連性が知られています。

 

  • 糖尿病
  • 狭心症、心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 誤嚥(ごえん)性肺炎
  • 骨粗しょう症
  • メタボリックシンドローム
  •  など


歯周病は「動脈硬化」を進めることがわかっています。
動脈硬化で血管が狭くなることで、「心筋梗塞」や「脳梗塞」などの脳心疾患を発症しやすくなるのです。

 

また、食べものや異物を誤って肺に飲み込んで発症する「誤嚥(ごえん)性肺炎」の原因は、多くが歯周病菌と考えられています。
飲み込む力が弱いシニア世代の方は、お口の中を清潔に保って歯周病菌を増やさないようにしましょう。

 

このように歯周病の予防は、お口の健康だけでなく、全身の健康を守るためにも極めて重要です。

 

 

歯周病予防のためのセルフケアとプロケア

歯周病の予防には、日常的なセルフケアと定期的なプロケアが不可欠です。

 

自宅でのセルフケア


【丁寧な歯磨き】
歯磨きは、歯周病予防の第一歩です。
食後の歯磨きを習慣づけ、丁寧に歯垢(プラーク)を取り除きましょう。

 

【デンタルフロスや歯間ブラシの活用】
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは落としきれません。
「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を活用し、歯ブラシが届きにくい箇所の清掃も忘れずに行いましょう。

 

【食生活の見直し】
甘いものの摂りすぎやバランスの悪い食事は、歯周病には大敵です。
糖分を多く含むお菓子などは控えめにして、バランスのよい食事を心がけましょう。

 

歯科医院でのプロケア


【プロによるクリーニング】
歯科医院のクリーニングでは、セルフケアで取り除けない汚れを徹底的に除去します。
歯垢が固まることで付く歯石は、歯磨きで落とすことはできないため、歯科医院の専用器具でクリーニングしてもらう必要があるのです。

 

【お口の状態をチェック】
定期検診では、「プローブ」という専用器具を使って歯周ポケットの深さを測定します。
歯周ポケットの深さは、歯周病のない健康な歯ぐきの場合1~2mm程度です。
一方、歯周病にかかると3mm以上の深さになり、症状が進行するとどんどん深くなります。


(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周病の検査より」)>

 

【ブラッシング指導】
歯並びや歯磨きの癖は人によりさまざまです。
磨き残しが多い場所を知ることで、日々のケアの質を上げることができ、歯周病になりにくいお口を保つことができるのです。
当院では、患者さんお一人お一人に合った磨き方のポイントをお伝えいたします。

 

 

「はまだ歯科クリニック」の定期検診で歯周病予防をはじめませんか?


歯周病になりやすい人の特徴に心当たりはありましたか?
一つでも当てはまる方は、早めに歯医者を受診しましょう。
また、歯周病は誰でもかかる可能性がある身近な病気です。
今は気になることや症状がないという方も、歯周病を予防するために歯科検診へお越しください。

 

鴻巣市にある【はまだ歯科クリニック】は、平日は夜20時まで、土曜も18時まで診療しており、忙しい方でも通院しやすい歯医者です(2024年4月現在)。
お車でお越しの方は、「ピアシティ原馬室」の駐車場(211台分)をご利用いただけます。

 

院内はバリアフリー設計ですので、車いすをご利用の方もそのまま診療室に入ることが可能です。
また、「パウダールーム」をご用意しておりますので、歯磨きや診療後のお化粧直しなどにご利用いただけます。

 

患者さんそれぞれのライフスタイルに合わせた予防法と治療計画をご提案しますので、ぜひ当院の定期検診を歯周病予防にご活用ください。

 


当院へのアクセス>