予防・クリーニングに定期的に通うことで、未然に口内トラブルを防ぐことができます。また、歯科医院は怖い・痛いなどのイメージがありますが、むし歯や歯周病の予防をしておけば、そんなイメージはなくなりますよね。ぜひ、予防・クリーニングに通いましょう。
■歯を強くできる
むし歯予防として効果のあるフッ素塗布ができます。特に、お子さんのうちからフッ素を塗布することが有効です。生えてきたばかりの歯はフッ素を取り込みやすく、歯質の強い歯に育てることが可能です。歯磨き粉に含まれているフッ素濃度より、歯科医院で取り扱うフッ素は濃度が高いのが特徴です。
■むし歯や歯周病を予防できる
むし歯や歯周病を未然に予防することができます。病気になってから何度も通院するよりも、年に数回通うだけなので負担も少ないです。また、万が一むし歯や歯周病が発見されても、早期発見できるため、治療が最小限に抑えられるのもポイントです。
■お子さんが怖いイメージを持たない
治療をするために、歯科医院に通うとなると大人でも痛みや恐怖があります。特に、お子さんは一度マイナスなイメージが付いてしまうと、泣いてしまうなど保護者の方も歯科医院に連れていくのも大変です。小さいうちから歯科医院に通えば、治療になっても環境に慣れているため、治療もスムーズに行えます。
■ご自身に合う歯磨き方法を習得できる
歯並びや歯磨きの癖は皆さん違います。当院では、お一人おひとりに合う歯磨き方法や清掃用具をアドバイスさせていただきます。普段から正しい歯磨きをしていれば、むし歯や歯周病、着色汚れなどを防ぐことができます。汚れの溜まりやすい場所や歯垢がしっかり落とせているかもプロと一緒に詳しく確認できます。
【コラム】プラークって何？
歯に付着するプラークは、むし歯や歯周病など口内トラブルを引き起こす原因となります。毎日のセルフケアでプラークを除去し、歯科医院で定期的なクリーニングを受けることにより、口内を健康に保つことができます。
■細菌のかたまり
プラークは歯垢と呼ばれ、歯の表面に付着する白や黄色っぽい色をした細菌のかたまりです。ネバネバとしており、舌で触るとザラザラとしています。放置しておくと2〜3日で石のように硬い歯石になります。
プラークはその日のうちにセルフケアで取り除きましょう。
■家族の健康を守るためにお口のケアを！
プラークは細菌のかたまりで、むし歯や歯周病を引き起こしやすくなります。細菌のある状態で、うっかり我が子とキスなどのスキンシップなどをした場合、むし歯菌や歯周病菌を移してしまうかもしれません。また、妊娠中に特定の歯周病菌が多いと早産や低体重児出産の恐れがあることが分かっています。ご自身の口内の健康だけではなく、家族の健康を守るためにもお口のケアをしましょう。
