【鴻巣の審美歯科】セラミック治療を長持ちさせるには?メンテナンスのポイント

セラミック治療を受けたあと、「どのくらい使えるのか」「長持ちさせるには何をすればよいのか」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
セラミックは、耐久性のある素材ですが、治療後のケアやメンテナンスは欠かせません。
このコラムでは、「セラミック治療を長持ちさせるためのセルフケア」や「歯科医院でのメンテナンスのポイント」について解説します。

日本歯科大学 生命歯学部 卒業 日本歯科大学附属病院 研修医 埼玉県内、都内歯科医院 勤務 はまだ歯科クリニック 開院
医院名:はまだ歯科クリニック
所在地: 〒365-0043
埼玉県鴻巣市原馬室114−1
セラミック治療を長持ちさせるためにはケアとメンテナンスが大切

セラミック治療を長持ちさせるためには、治療後のセルフケアと歯科医院でのメンテナンスを継続することが大切です。
セラミックは経年変化が起こりにくい素材とされていますが、欠けや割れなどのトラブルがまったく起こらないわけではありません。
また、周囲の歯や歯ぐきにも、むし歯や歯周病などの問題が起こる可能性があります。
セラミック治療後に注意したいのは、次のようなトラブルです。
・セラミックと歯の境目に汚れがたまる
・土台の歯がむし歯になる
・歯ぐきに炎症が起こる
・セラミックに欠けや割れが生じる
セラミック治療後のケアやメンテナンスをしっかり継続することで、これらのトラブルを予防することにつながります。
セラミックそのものを守るだけでなく、支えている歯や歯ぐきの健康も保つことが大切です。
セラミック治療後のセルフケアのポイント
セラミック治療後のケアの基本は、歯磨きや歯間清掃を中心とした毎日のセルフケアです。
ここでは、セルフケアのポイントを3つご紹介します。
1.丁寧な歯磨き

セラミック治療後も、毎日の歯磨きは欠かせません。
「歯とセラミックの境目」「歯と歯ぐきのみぞ」「歯と歯のすき間」などは、汚れがたまりやすい部分です。
セラミック部分がむし歯になることはありませんが、清掃が不十分な状態が続くと、セラミックの土台となる歯のむし歯や歯ぐきの炎症につながる可能性があります。
歯磨きの際は、次の点を意識しましょう。
・力の入れすぎに注意する
・歯ブラシの毛先は小刻みに動かす
・歯と歯ぐきの境目もしっかり磨く
・セラミックと歯の境目を意識して磨く
・フッ化物配合の歯磨き粉を活用する
当院では、院内にパウダールームを設けていますので、診療前の歯磨きなどにご利用ください。
2.デンタルフロス・歯間ブラシの活用

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に落としにくい場合があります。
このような汚れが残りやすい部分の清掃には、デンタルフロスや歯間ブラシの活用が役立ちます。
歯ブラシのみで落とせる歯と歯の間の歯垢は6割程度ですが、デンタルフロスなどを併用すると8割程度まで除去率を上げやすくなるのです。
(参照:神奈川県|今日から始めるすき間ケア「毎日のむし歯・歯周病対策」)>
3.歯ぎしりがある場合はマウスピースを検討

セラミックは、強度の高い素材ですが、強い力がかかると欠けたり割れたりする可能性があります。
特に、睡眠中の歯ぎしりや無意識の食いしばりは、自分では気づかないまま歯やセラミックに負担をかけることがあります。
次の項目に当てはまるものがある場合は、歯ぎしりや食いしばりの影響を受けている可能性があるため注意が必要です。
・起床時に顎が疲れている
・歯がすり減っていると指摘された
・無意識に歯を強くかみしめてしまう
・肩こりや頭痛が続いている
歯ぎしりがある方は、就寝時に使用するマウスピースを検討することで、セラミックや天然歯への負担軽減につながる場合があります。
実際に、マウスピースの装着によって、2週間程度で睡眠時の歯ぎしりが減少したとの報告もあり、歯ぎしりの程度に応じて検討される方法の一つです。
(参考:J-STAGE|睡眠時ブラキシズムの基礎と最新の捉え方 p16)>
歯科医院のメンテナンスのポイント

セラミックを長く使うためには、セルフケアに加えて歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることが大切です。
1.クリーニングによる汚れ除去
歯科医院のメンテナンスでは、歯垢(プラーク)や歯石、着色汚れなどを専用の器具で取り除きます。
毎日歯磨きをしていたとしても、「歯と歯の間」「歯と歯ぐきの境目」などには汚れが残りやすく、むし歯や歯周病の原因になる可能性があります。
特に、セラミックと歯の境目に汚れがたまると、そこからむし歯が進行することもあるため、歯科医院でのクリーニングが大切です。
セラミック治療後は、お口の状態に応じて定期メンテナンスの頻度をご案内しますので、忘れずに受診するようにしましょう。
2.かみ合わせの確認
セラミックを長持ちさせるためには、かみ合わせの確認も重要です。
治療直後は問題がなくても、時間の経過とともに歯のすり減りや歯ぐきの変化などによって、かみ合わせのバランスが変わることがあります。
かみ合わせにズレが生じると、次のようなトラブルにつながる可能性が考えられます。
・セラミックの一部に強い力がかかる
・セラミックの欠けや割れが起こりやすくなる
・顎に負担がかかる
定期メンテナンスによってかみ合わせを確認することは、セラミックへの過度な負荷を予防し、修復物の寿命を延ばすことにつながります。
かみ合わせに違和感が生じた場合は、早めに歯科医院で相談しましょう。
セラミックが長持ちしやすい3つの理由

セラミックは、銀歯や歯科用レジンなどの保険適用の治療とくらべて、長く使いやすい傾向がある素材です。
ここでは、セラミックが長持ちしやすいとされるおもな理由を3つご紹介します。
【理由1】経年劣化しにくい
セラミックは、長期間使用しても変色や劣化が起こりにくい素材とされています。
保険適用で使用されるレジン(歯科用プラスチック)などの素材は、時間の経過とともに変色や摩耗が目立つことがあります。
一方、セラミックは、色調の変化が起こりにくく、自然な白さを保ちやすい点が特徴です。
ただし、経年劣化しにくい素材であっても、強い衝撃や歯ぎしり、かみ合わせのズレなどによって、セラミックが破損することがあります。
また、セラミックの土台となる歯はむし歯になる可能性があるため、治療後も日常のケアと歯科医院でのメンテナンスを続けることが大切です。
【理由2】歯との密着性が高い
セラミック治療では、歯と修復物を専用の接着剤で接合します。
セラミックは接着剤との接合性が高く、歯にしっかり密着するため、すき間から汚れや細菌が入り込みにくくなり、二次むし歯のリスク軽減に役立ちます。
一方、銀歯などの金属を使った治療では、長く使ううちに素材の経年劣化によって、歯との間にすき間が生じやすい傾向です。
歯と修復物のすき間に汚れや細菌が入り込むと、そこから二次むし歯が進行する可能性があります。
二次むし歯治療の割合は、歯科診療の約60%を占めるとされています。
二次むし歯になってしまうと、修復物を外して再治療が必要になる場合があるため、注意が必要です。
(参照:J-STAGE|ニューセラミックスレター「歯周病とセラミックス」p5)>
セラミック治療は、歯との密着性が高く、二次むし歯のリスクを抑える上でメリットのある治療といえるでしょう。
ただし、セラミックであっても、治療後の管理が不要になるわけではありません。
セラミックと歯の境目を清潔に保ち、定期的に歯科医院でセラミックの状態を確認することが重要です。
【理由3】表面がなめらかで汚れがつきにくい
セラミックは表面がなめらかで、歯垢や着色汚れがつきにくい特徴があります。
汚れがつきにくいことで、治療した部分を清潔な状態に保ちやすく、見た目の美しさを維持しやすい点もメリットです。
また、セラミックの周囲に汚れがたまりにくい状態を保つことで、土台となる歯のむし歯や歯ぐきの炎症の予防にもつながります。
ただし、セラミックに汚れがまったくつかないわけではありません。
セラミックをきれいな状態で長く使用するためには、毎日の歯磨きはもちろん、歯科医院でのクリーニングを組み合わせることが大切です。
セラミックを長く快適に使うため定期的なメンテナンスを続けましょう

セラミックは、経年劣化しにくい素材であり、白い歯を長く保ちやすい治療法です。
ただし、かみ合わせのズレや歯ぎしりによる負担がかかると、セラミックの欠けや割れなどのトラブルにつながる可能性があります。
セラミックをより長く快適に使用するためには、治療後のセルフケアや歯科医院でのメンテナンスを継続することが大切です。
当院では、歯科用CAD/CAMシステムを活用し、セラミック製の修復物の設計から製作まで院内で対応しています。
セラミック治療の全工程を院内で進められるため、症例によっては最短当日の治療にも対応可能です。
ただし、必要な通院回数や治療期間はお口の状態によって異なるため、セラミック治療を検討されている方は一度ご相談ください。
当院はWEB予約に対応しているため、セラミック治療後の定期メンテナンスにも通いやすい環境です。
診療室にはベビーカーの持ち込みが可能で、待合室のキッズスペースも設けています。
小さなお子さま連れの方にも配慮し、通院しやすい環境づくりに取り組んでいる歯科医院です。
